シズオカ×カンヌウィーク2016

シズカン×静岡市 市立図書館で映画を観よう!

映画が引き起こす素敵な化学反応は今年も止まりません! 静岡市が共催に加わって今年で5回目。 シズカンと静岡市の連携で、ちょっとワクワクする取り組みが生まれています。

映画×図書館
トリコロールシネマ

 静岡市立図書館3館は、通常各館で独自に上映会を行っていますが、シズカンとコラボする5月は、その枠を超えて、フランス国旗のトリコロールのように、それぞれが持つ色はそのままに、けれどもお互いが響きあうような上映会を企画しています。
 中央図書館は、大人向け作品もしくは子ども向け作品のいずれかを毎週1回上映する自由なスタイル。南部図書館は、月ごとにテーマを設定するほか、鑑賞後の投票やアンケートで得た来場者の嗜好を上映作品にも反映させる双方向を意識したスタイル。清水中央図書館は、昔の映画館と同じように短いニュース映画を冒頭に上映するクラシカルなスタイル。 どの館も、映画に親しむきっかけ作りを応援している点は同じです。
 各館の定期的な上映スケジュールは、図書館だより、図書館HP、広報しずおかなどにも掲載しています。ぜひご覧ください。

中央図書館

静岡市葵区大岩本町29-1
会場:静岡市立中央図書館2階視聴覚ホール 会場席数:108席
054-247-6711


1973年第26回カンヌ映画祭においてグランプリを受賞した『スケアクロウ』及び1987年第40回の同映画祭において審査外特別招待作品の『グッドモーニング・バビロン!』ほかを上映します。前者は反対の人格を有する二人の男、後者は職人の兄弟と両作品とも男性二人の友情や愛情を描いたヒューマンドラマの名作です。ぜひご覧ください。(中央図書館 荒木守・鈴木省三)

男の友情を描いたロードムービー『スケアクロウ』
(1973年第26回カンヌ映画祭 グランプリ受賞作品)

6年の刑期を終えた男と5年越しの船乗り生活から足を洗った男が出会い、道中を共にしていきます。反対の人格を有する二人が次第に友情を深めていく過程がロードムービーとして描かれます。

監督:ジェリー・シャッツバーグ 原作:ゲリー・マイケル・ホワイト
出演:ジーン・ハックマン/アルパチーノ/リチャード・リンチ 他
112分 1973年 アメリカ

職人兄弟の愛情と絆『グッドモーニング・バビロン!』
(1987年第40回カンヌ映画祭 審査外特別招待作品)

映画草創期のハリウッドを舞台に、超大作「イントレランス」のセット建設に関わることになった兄弟の愛情と絆が、第一次世界大戦を背景に描かれます。時代の流れの中で兄弟二人の愛が実に深みのある温かさで描かれた人間ドラマの力作です。

監督:パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ 原作:ロイド・フォンヴィエル
出演:ヴィンセント・スパーノ/ジョアキム・デ・アルメイダ/グレタ・スカッキ 他
118分 1987年 イタリア

南部図書館

静岡市駿河区南八幡町3-1
会場:静岡市立南部図書館2階視聴覚ホール 会場席数:200席
054-288-2151


木曜日上映分のテーマは「力の貸し借り」。ピンチの時に手を差し伸べてくれる人って、性別・容姿を問わずカッコいいし、本当にありがたいと思います。7日と21日は影絵で有名な藤城清治氏の特集、28日は親子で楽しめるチーターと少年の旅の物語です。12日と13日は「Hotひといきコンサート」も12時から開催。映画も音楽も存分にお楽しみください。(南部図書館 杉山みち・鈴木喬太・三浦千代)

藤城清治 『ブレーメンのおんがくたい』『スカンクカンクプー』『海に落ちたピアノ』

カミソリと数百色のカラーフィルターを使って影絵を創り続けている1924年生まれの藤城清治氏の影絵劇です。1話目と2話目は、デュークエイセスとダークダックスの艶やかな歌声にのって、キュートな動物たちがリズミカルに動きます。

40分 2007年 日本

それが従妹どのの望みであれば『シラノ・ド・ベルジュラック』
(1990年第43回カンヌ映画祭 コンペティション部門正式出品作品
男優賞・フランス映画高等技術委員会賞受賞作品)

詩人にして剣豪、男気溢れる性格のシラノは、皆から一目置かれる存在でしたが、その弱点は大きすぎる鼻。麗しの従妹ロクサーヌから、人づてに意味ありげな誘いを受け、有頂天になった彼は待ち合わせ場所に駆けつけましたが・・・。

監督:ジャン=ポール・ラプノー 原作:エドモン・ロスタン
出演:ジェラール・ドパルデュー/アンヌ・ブロシェ/ヴァンサン・ペレーズ 他
138分 1990年 フランス・ハンガリー

©発売元:アイ・ヴィー・シー

清水中央図書館

静岡市清水区入江岡町15-23
会場:静岡市立清水中央図書館3階AVホール 会場席数:120席
054-354-1331


1949年の第3回カンヌ映画祭グランプリ受賞作品で、米英仏ソの4か国の統治下にあった大戦後のウィーンを舞台にした、現在でもファンの多い『第三の男』。1952年の第5回カンヌ映画祭コンペティション部門正式出品作品で、観た後に幸せな気分になれる『巴里のアメリカ人』。映画史上に残る傑作2作品をこの機会にぜひご覧ください。(清水中央図書館 山中瑠美)

1949年第3回カンヌ映画祭 グランプリ受賞作品
(1971年第24回カンヌ映画祭 25周年記念特別賞受賞作品)

作家マーティンスは旧友に呼ばれてウィーンにやってきたが、友は自動車事故で死亡していた。友の素性に関する話と、彼と恋仲の女優アンナに興味を持ったマーティンスは、友の死の真相をさぐることとなり、事故の目撃者に第三の男がいることをつきとめるが・・・。

監督:キャロル・リード 原作:グレアム・グリーン
出演:ジョゼフ・コットン/オーソン・ウェルズ/アリダ・ヴァリ 他
105分 1949年 イギリス

歌う。踊る。世界はリズムに乗って『巴里のアメリカ人』
(1952年第5回カンヌ映画祭 コンペティション部門正式出品作品)

ガーシュウインの同名曲をタイトルにし、アイ・ガット・リズムなど10曲以上を盛込んだ、歌と踊りで魅せるミュージカル映画の名作です。パリで画家修業中のアメリカ人ジェリーは、酒場で魅力的な女性に出会い恋に落ちますが、彼女には秘密があって・・・。

監督:ヴィンセント・ミネリ 原作:アラン・ジェイ・ラーナー
出演:ジーン・ケリー/レスリー・キャロン/オスカー・レヴァント 他
113分 1951年 アメリカ

スケジュール

 

映画×美術館
シズオカ×カンヌウィーク2016連動企画
「映画上映会」

「Shizubiシネマアワー」は美術館ならではのセレクトで、さまざまな映画を上映するシリーズです。第18回目は、シズオカ×カンヌウィーク2016・こどもの日に連動し、パリを舞台に少女ザジと大人たちがくり広げるドタバタ劇『地下鉄のザジ』を上映します。

料金 > 500円
日時 > 5月5日 14:00~(開場13:30)
場所 > 静岡市美術館 多目的室(※簡易の映像設備での上映となります)
定員 > 70名

■企画協力:(株)サールナートホール

※ 静岡市美術館受付にてチケットを販売中
※ 定員になり次第販売終了とさせていただきます

「地下鉄のサジ」※完全修復ニュープリント版

10歳の少女ザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)は母とともに生れて初めてパリにやってきた。母はザジを芸人の弟ガブリエルに預けると、恋人とさっさと消えてしまう。パリに憧れるザジの目的は地下鉄に乗ること。しかし、ストライキで地下鉄が動いていないと知ったザジは、ひとり街へくり出すが……。
カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『沈黙の世界』や『死刑台のエレベータ』など、ヌーヴェル・ヴァーグを代表するルイ・マル監督が、映像化不可能といわれた前衛作家レーモン・クノーの小説を映画化したドタバタ喜劇。ナマイキなおてんば少女ザジと、珍妙な大人たちが巻き起こす大騒動をアイロニカルに描いた本作は、今も色あせない魅力を放っています。

ルイ・マル監督 1960年/フランス/93分
©1960 Nouvelles Editions de Films

 

映画×音楽
第215回 Hotひといきコンサート シズオカ×カンヌウィーク連携企画

「映画音楽」特集

料金 > 無料
日時 > 5月12・13日 12:00~12:50
場所 > 静岡市立南部図書館2階 視聴覚ホール

Hotひといきコンサートは、お昼のひとときに気軽に音楽を楽しんでもらおうと開催しているコンサートです。 5月のHotひといきコンサートは、南部図書館を会場に、「映画音楽」特集をお送りします。音楽を通して、名作を楽しんでみませんか。
※ 直接会場へお越し下さい

5.12(木)

大石博(ギター)
天野ゆりか(ソプラノ)

5.13(金) 映画音楽

ZiIL(ヴォーカル&ギター)

■ 主催:静岡市
【 お問合せ 】 (公財)静岡市文化振興財団(054-255-4746)

 

給食×フレンチ

シズオカ×カンヌウィークは、週末のイベントだけではありません。
実は市内の一部の公立小・中学校では特別にフランス風献立が取り入れられます。
学校によって異なりますが、ソフトフランスパンや鶏肉のフリカッセ、オリーブサラダなど、フランスの家庭料理をベースとした給食が提供されます。

協力:静岡市教育委員会